スイミングスクールだけで泳げるようになる?上達する子・しない子の違いを解説
「スイミングスクールに通っているのに、なかなか泳げるようにならない…」
そんな悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
実際、スイミングスクールに通えば必ず泳げるようになるわけではありません。
もちろん、多くのお子さまが泳力を伸ばしていますが、一方で「何年も通っているのにクロール25mが泳げない」というケースもあります。
では、その違いは何なのでしょうか?
今回は、年間約1,500本のレッスンを行う水泳コーチの視点から、スイミングスクールだけで泳げるようになるのかを解説します。
結論:泳げるようになる子は多い。でも全員ではありません。
まず結論からお伝えすると、
スイミングスクールだけで泳げるようになる子はたくさんいます。
ただし、
- 性格
- 練習量
- 指導環境
- 苦手なポイント
によって上達のスピードは大きく変わります。
つまり、
「通っている=必ず泳げるようになる」ではないということです。
なぜ上達に差が出るの?
① 一人ひとりに使える時間が限られている
多くのスイミングスクールでは、1人のコーチが10〜20人ほどのお子さまを担当します。
そのため、
- 全員を見る
- 安全管理をする
- レッスンを進行する
必要があり、一人のお子さまだけに長い時間をかけて指導することは難しいのが現実です。
② 全員が同じメニューで練習する
スイミングスクールはグループレッスンです。
例えば、
- 息継ぎが苦手な子
- キックが苦手な子
- 水を怖がる子
それぞれ課題は違います。
しかし、レッスンでは同じ内容を練習することが多いため、
「今その子に必要な練習」が十分できない場合があります。
③ 練習回数が少ない
週1回のレッスンの場合、
年間でも約50回程度です。
さらに体調不良や予定が重なると、練習回数はさらに少なくなります。
上達には継続が欠かせないため、家庭での練習や自主練習も重要になります。
スイミングスクールのメリット
ここまで読むと、「スイミングスクールは良くないの?」と思われるかもしれません。
そんなことはありません。
スイミングスクールには多くのメリットがあります。
基礎をしっかり学べる
水慣れから四泳法まで、段階的に学べるカリキュラムが整っています。
継続しやすい
毎週決まった時間に通うことで、運動習慣が身につきます。
友達と楽しく練習できる
集団だからこそ、お友達と切磋琢磨しながら成長できる魅力があります。
こんなお子さまは個別指導もおすすめ
以下のようなお子さまは、マンツーマンや少人数レッスンとの相性が良い場合があります。
- 25mまであと少しで泳げない
- 息継ぎだけが苦手
- 集団だと質問できない
- 周りと比べて自信をなくしている
- 学校の水泳授業までに泳げるようになりたい
個別指導では、一人ひとりの泳ぎを分析し、その子に必要な練習だけを行えるため、短期間で変化が出るケースも少なくありません。
「スイミングを辞める」ではなく「組み合わせる」という選択
保護者の方から、
「今のスクールを辞めた方がいいですか?」
というご相談をいただくことがあります。
私たちは、すぐに辞めることをおすすめしているわけではありません。
実際には、
- 普段はスイミングスクール
- 苦手な部分だけ個人レッスン
という形で併用されるご家庭も多くあります。
苦手を克服した後は、スクールの進級スピードが一気に上がるお子さまも少なくありません。
夏休みは25m完泳を目指す絶好のチャンス
夏休みは、学校の授業がない分、集中的に泳ぎを見直すことができます。
日本水泳パーソナル専門店では、お子さま一人ひとりの泳ぎを分析し、「なぜ泳げないのか」を見極めたうえで、その子に合った練習方法をご提案しています。
夏休み限定の**「25m完泳チャレンジ」**も開催していますので、短期間で25m完泳を目指したい方はぜひご覧ください。
▶ https://japan-swim-personal.my.canva.site/summer2026
よくある質問
Q. スイミングスクールは週1回で十分ですか?
週1回でも上達は期待できますが、お子さまの目標や課題によっては、自宅練習や補助的なレッスンを組み合わせることでより効率的に上達できます。
Q. 何年通っても泳げないことはありますか?
あります。
苦手な原因が改善されないまま練習を続けると、練習量に対して成果が出にくいことがあります。
Q. 個人レッスンはどんな子に向いていますか?
25m完泳を目指しているお子さまや、特定の苦手を克服したいお子さま、集団指導では質問しづらいお子さまにおすすめです。
まとめ
スイミングスクールは、多くのお子さまが泳ぎを身につけられる素晴らしい環境です。
しかし、全員が同じペースで上達するわけではありません。
もし、
- 「なかなか進級できない」
- 「25mまであと少しなのに届かない」
- 「泳ぎ方のどこが悪いのか分からない」
そんな状況であれば、一度お子さまの泳ぎを客観的に分析してみることをおすすめします。
原因が分かれば、練習方法も変わります。
そして、その小さな変化が、お子さまの「泳げた!」という大きな自信につながります。
